鑑定：MS-69
造幣局：米国造幣局



コインの基本情報

このコインは、アメリカで発行されている「シルバーイーグル」という銀貨です。

重さは1オンス（約31グラム）、純度の高い銀（99.9%）でできています。

アメリカの鑑定機関「PCGS」によって、状態がとても良い「MS-69」と評価されています。

これは、ほぼ完ぺきな状態でありながら、よく見るとごくわずかな小さなキズなどがあるかもしれない、というレベルのきれいさを意味します。

また、「ファースト・ストライク（First Strike）」というラベルがついており、発行から30日以内に鑑定機関に届いたことが記録されています。

コインは透明な専用ケースに入っており、美しさを守りながら保管できるようになっています。


表面のデザイン

表側には、「自由の女神（Lady Liberty）」がアメリカの国旗をまとって歩いている姿が描かれています。

このデザインは、アドルフ・A・ワインマンという彫刻家が考えたもので、太陽が地平線から昇るなかを、女神が前へと歩いていく姿がとても印象的です。

手にしているオリーブの枝は、平和の象徴として多くの人に知られています。


裏面のデザイン

裏側には、大きく羽を広げたアメリカの国鳥「ハクトウワシ」が描かれています。

その上には、アメリカ独立時の13州をあらわす13個の星が並んでいて、歴史と誇りが込められたデザインになっています。

この「紋章のようなワシの姿」は、アメリカらしさを感じさせる伝統的なスタイルです。


PCGSとMS-69って？

PCGSは、コインの状態や本物かどうかを調べてくれる、アメリカの信頼ある鑑定機関です。

MS-69という評価は、コインの見た目がとても美しく、ほとんどキズが見当たらないほど良好な状態を示しています。

完ぺきなMS-70にはわずかに届かないものの、多くの人にとって「コレクションにふさわしい」とされるレベルです。

「ファースト・ストライク」という認定もついており、発行されてすぐに鑑定されたことがわかるので、より特別感があります。


シルバーイーグルについて

このコインは、アメリカ政府が公式に発行している銀貨で、1986年から毎年作られています。

2006年は、ちょうどシリーズ20年目の節目となる年です。

毎年同じ基本デザインが使われているので、長く続けて集めたい人にもぴったりです。

見た目の美しさと、しっかりとした品質が両立されていることから、多くの人に愛されているシリーズです。



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【型番】AP12608