2025 15.56グラム ニウエ 聖アダルベルトの聖遺物 【2枚セット】 金貨 プルーフ 【proof】 10ドル 新品未使用 (6月下旬以降発送予定)

2025 Niue Set of two gold coins St. Vitus treasure - Relics of St Adalbert proof


限定： 150 枚

品位： 99.9 % 金製

直径： 22 mm

重量： 15.56 g

聖アダルベルトの聖遺物の重要性を記念したチェコ造幣局発行の金貨 2 枚セットは、聖ヴィートの宝物に捧げられたシリーズの第 4 弾です。
聖ヴィート宝物は、プシェミスル朝、ルクセンブルク朝、ヤギェウォ朝、ハプスブルク家によって何世紀にもわたって築き上げられ、ヨーロッパ最大級の大聖堂宝物の一つとなっています。その収蔵品は、典礼、芸術、職人技、そして物質的価値において計り知れない歴史的遺物で構成されています。宝物の起源は10世紀に遡り、聖ヴィートの肩甲骨から聖遺物を手に入れた聖ヴァーツラフの治世と直接結びついています。ヴァーツラフ公は聖遺物をプラハ城に保管し、聖ヴィート大聖堂を建設させました。このロタンダは後に同名の大聖堂に置き換えられました。聖ヴィート以外にも、聖アダルベルトをはじめとする多くの聖人の遺骨がこの宝物の一部となっています。キリスト教信仰の断固たる布教者として、プラハ第二司教は当時の社会における最大の悪――異教、奴隷貿易、一夫多妻制、聖職者結婚、アルコール依存症――を根絶しようと試みました。しかし、根深い固定観念との闘いは徒労に終わり、チェコの地を去り、修道士兼宣教師として禁欲的な生活に身を捧げました。そのおかげで、スラヴニク人の家族の虐殺は逃れたものの、彼自身も間もなく殺害されました。プロイセンで異教徒を真の信仰へと改宗させようとしていた彼は、997年に反対派によって儀式的に殺害され、聖殉教者となりました。彼の所持品は聖遺物となりました。指輪、十字架、櫛、ミトラ、手袋、ローブに加え、彼の頭蓋骨も聖ヴィート宝物の一部となりました。しかし、ヨーロッパには他に2つの頭蓋骨があり、人類学的調査にもかかわらず、どちらが本物かは未だに定かではありません…
この二部構成のコインセットは、アカデミック彫刻家ズビニェク・フォイトゥの作品です。最初のコインの裏面には聖アダルベルトの胸像が、 2番目の裏面には聖人の所持品である象牙の櫛、十字架、そして手袋の縁飾りが描かれています。また、どちらのコインにもゴシック様式のロゼットがモチーフとして加えられています。チェコ造幣局の記念コイン発行ライセンスは太平洋の島国ニウエから付与されているため、両コインの表面には国章、額面金額10ドル（NZD）、そして発行年2025年が刻印されています。さらに、司教のミトラ（司教冠） の装飾モチーフが、表面の構成を完成させています。
発行枚数は200セットのみに限定されています。


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【型番】CZ76766-611