2009 MS70 Ultra High Relief Double Eagle PCGS



コインの基本情報について

このコインは「Ultra High Relief Double Eagle」と呼ばれる特別な金貨で、1オンスの99.9％純金が使われています。

厚さは約4ミリもあり、とても重みのあるしっかりした作りです。

コインはアメリカのニューヨークにあるウェストポイント造幣局で作られ、専門の鑑定機関PCGSによって「ミントステート70」という最高の状態の評価を受けています。


表面のデザインについて

表側には、自由の女神のような「レディ・リバティ」が描かれています。

彼女は右手に燃えるたいまつを持ち、左手には平和の象徴であるオリーブの枝を持っています。

背後には力強い太陽の光が差し込み、希望や未来への明るさを感じさせます。


裏面のデザインについて

裏側には、堂々と空を飛ぶアメリカの国鳥であるハクトウワシが描かれています。

その上には「アメリカ合衆国」や「20ドル」という文字があり、下には「神を信じます」という言葉が刻まれています。

雄々しい姿が印象的です。


歴史と鑑定機関について

このデザインはもともと1906年にアメリカ大統領セオドア・ルーズベルトに紹介されたもので、当時の造幣局で実験的に厚みを増したコインが作られました。

普通のプレス機械では一度に作るのが難しく、何度か打ち直して形を整えたそうです。

当時はこの特別な小さいサイズのコインが法律的に問題視され、多くが溶かされてしまいましたが、現在のこのコインはその伝統を受け継いでいます。

PCGSはコインの状態をしっかりと検査し、キズや汚れがなく新品のように美しいことを証明しています。

ミントステート70は、特に完璧な状態を意味する評価です。


品位：99.90％の金製

直径： 27.0 mm

重量： 1トロイオンス（約31.1 g）





【型番】PGMS702009