オーストラリア沿岸に沈む船をテーマとして4種類製作されるシリーズの１つです。
オランダ東インド会社の交易船ファクルテ・ドラーク（金メッキドラゴンの意）は、バタビアで交易財を積み込んで航行中の1656年4月28日、オーストラリア西部沖で海図にない暗礁に乗り上げ沈没、193名の乗組員のうち75名のみが助かりました。
残骸は1963年に発見され、1972年の引き上げ調査で19000枚のコインが回収されました。
コイン裏側には航行するファクルテ・ドラークの姿が描かれており、コインを逆さまにすると、船の沈んだ年、1656の数字とVergulde Draeckの船名が浮かび上がり、航行する船が転覆して沈もうとする船に見えるようになるという意匠になっています。
コイン表側には沈む船からボートで脱出した生存者たちと船に積み込まれていた財宝が描かれています。

・2020 1oz Silver Vergulde Draeck(Gilt Dragon)


限定： 20000 枚

品位： 99.9％の純銀製

直径： 33.90 mm

重量： 31.103 g

※銀貨は指紋等が付きますと、色が変わる事がございますので、直接お手を触れられる際は、手袋をされる事をお勧めします。